話題:なれそめ
私は丸さんを好きにならぬように
放課後の遊びを断る事にしました。
しかしハートの女王は強引。
断りだして数日たったころ
「きょんも来いよ」と
引っ張って連れて行かれる。
↓追記には♪から↓
●馴れ初めの登場人物●
その日は美術室で
みんなで話してました。
丸さんは
「大学に行って絵の勉強がしたいけど、お金がないから諦めて就職する」
と教えてくれて。
数日話すのを我慢してたのと
苦労話を聞いた事により
なんかもう無理、好き!と
ダムが崩壊してしまいました。笑
とりあえずみやちに相談したら
「なんか丸君もきょんちの事好きっぽくない?」
と言いだし(後から丸さんに聞いたら、この時点では私の事好きじゃなかった。笑)
女王も好きかもと言ってる人を
好きになってしまって
この先どうしたらいいか考えてる時
ふと思い出す。
ちょうど国語の授業で
三角関係が題材の話をしてて、
“もし自分が友達と同じ人を好きになったら、それを友達に伝えるか”
っていう課題が出てて。
女王は「私やったら言うし、逆の立場でも言って欲しい」
と言うてたのを思い出し、
勇気を出して伝える事にしました。
「私も丸君の事好きになってしまってん。隠しとくのも嫌やし本気やから、正々堂々勝負したい」
怒られるかなあと思ってたら
女王は笑って「ええやん」と。
そんな感じで公式ライバルとなり、
翌日からも結構普通に話してたけど
だんだん上手くいかなくなるのは
当然の流れで。
私とみやちはグループを抜けて
二人で過ごすようになりました。
最初に私も好きと言った時に
女王が怒らなかったのは
たぶん私が消極的な性格やし
正々堂々と言えど
自分が不利になる事はないと
思ってたからで。
しかし宣言の翌日から
私はガンガン攻めたし、
なぜか丸さんと会釈君が
私とみやちのとこに来てくれて
話せる機会が多かったから
だんだんイライラしてきたんやと思う。
実はこれにはからくりがあって
会釈君がみやちの事好きで
話したかったから
丸さんを連れて私とみやちのとこに
来ていたって言うね。
ラッキーやったのです。
そんな感じで
本格的に三角関係の争いが
始まったのでした。
続く(`・ω・´)
ひょい☆