みんな弱気になると二階堂に連絡してくる。
毎回これといって良いアドバイは出来ないんだけど「ありがとう」「こんなこと二階堂さんにしか話してない」とか言われて照れちゃってます。
お悩み事、わたしにお聞かせください!
就活を夏頃から始めようと思ってます。
関西を出るつもりなので、就活用に向こうでしばらく寝泊まりできるくらいの部屋を借りようかなーと。なんとなーく考えていたわけです。
それをどこから仕入れたのか、同い年くんが俺も行くと言いだしたので、一緒に部屋を探すことになりました。
同い年くんの彼女のこととか、二人より三人、三人より四人の方がいいこととか、気になる点が多々あるので、あくまで予定です。
わたしがいろいろ考えてるとも知らず、朝目覚めたら
「酔った〜」
ってラインきてて、もー二階堂、心配です!
話題:就職活動
やっぱりどこか自分は場違いな感じがあって、名簿を見るとやっぱり選ばれてるか、って子が何人かいて、やっぱり少し悔しかったり。
やっぱりがたくさん。
「自分の作品には自信を持って欲しい。だからみんなはここにいるんだから。制作中あんなことこんなことあったな、あの判断は間違ってなかったっていろいろ思い出しながら自分の作品を改めて見て欲しい。」
プレゼン指導の先生が言ってくれた。
大丈夫。
「悔しいなー。今度はもっといいものつくってやる。」
友達が笑いながら真剣な目で言ってた。
「頑張る。」
同い年くんがわたしに宣言してきた。
もっともっと自信を持ちたい。意見されたら言い返せるくらい自分の作品に自信を持ちたい。
一年生の最初の頃に、自分のつくった作品なのに責任感がないって怒られたことがあって、その時はよくわからず落ち込んだだけだったけど、今ならわかる。
誇りを持たなきゃ。
適当なんかじゃなくて、文字のフォント、位置、紙質、並び、全部にしつこいくらいこだわったから今回の作品には愛着が湧いたんだと思う。
それが人に認められて、こんな嬉しいことがあるか!
自信を持たなきゃ。
今日はそれをすごく感じました。
おしまい。
話題:今日1日のまとめ。
学校いってました。
審査員の先生たちに直接話が聞きたくて、気合い入れて乗り込んだんだけど誰もいなくて結局選抜された理由は分かりませんでした。
どうせ数合わせでしょ?ってブーブー言ってるわたしに教務の人は、数合わせなんかないって、プレゼン力が凄かったり、テーマからしっかり落とし込めていたり、他の一年生の見本になると思ったり、そういう子たちを選んでるんだよって。
二階堂さんはどれで選ばれたのかはわからないけど、向こうで企業の人たちの前でプレゼンすることでそれはわかるはずだよって。
制作も終わって、ほとんど誰もいない静かな教室あちこちに置かれた作品たちをひとつひとつ手にして、見ていると、みんな本当に頑張ったんだなって改めてすごい感じて、でも、これだけ頑張っても選ばれなかった、、どんな気持ちだったんだろう。考えるとすごい泣きそうになった。
わたしは選ばれたからこそ辞退するという贅沢な選択肢ができる。
同い年くんに「辞退すんの?やかましいわ」って笑われた。
ほんと、やかましいよね。わたしも笑っちゃった。
いろんな人の思いを背負ってまたしっかり前向いて頑張らなきゃって思いました。わたしの作品は自分だけのものじゃない。関わってくれた人たちの気持ちも大事にしなきゃ。頑張れってみんな言ってくれた。
うだうだ考えてバカでした。
先生が「まぁ、適当に頑張れ」って笑って送り出してくれた。
ほんと適当なんだから。
ありがとうございます。頑張ります。
話題:ありがとう。
先日全員のプレゼンが終わりまして、合否発表を聞きに行ってきました。
あまり心配はしていませんでしたが、もちろん合格。無事に進級できます。ありがとうございます。
で、学校から選ばれた数十人が学外でのプレゼンに進みます。大きいホールでたくさんの人が見に来る、恐ろしい恐ろしいところ。
に、呼ばれました。
そりゃね、選ばれたらいいな〜あはは〜とは思ってたよ。でも、いざ選ばれたら嬉しさもあるけど、戸惑いがおっきくて正直困ってる。
今回はわたしが「楽しい」を前提にテーマを考えて、結構自己満でつくった作品だったから、まぁ選ばれなくても来年は絶対に狙ってつくろうと、プレゼン後に気持ちを固めてました。
なのに、なんで、
周りの選ばれた人たちの点数を見るとわたしよりすごく上だし、コメントだってわたしのには「もっと〜したらより良いものに」ばっかり。
納得がいかない。
数合わせで選ばれたんじゃないかなってすごい疑ってる。
こんなこと言ってたら贅沢だって怒られそうだけど、これが正直な気持ち。
先生に相談のメールを送ったら、
もったいない気はするけど自分で納得がいかないなら辞退してもいいと思う。ただ断る理由はよく考えること、って。
今回担当した中に落ちた人がいたみたいで、すごく反省してるって先生は言ってた。
わたしほんと自分のことしか考えてない。先生からのメール見て思った。
贅沢だ。
歳下くんのプレゼンを見てきました。
自分の出番が迫ってくると「あー!緊張するー!」って脚バタバタさせて、頭抱えながらわたしの方見てくるの。可愛すぎかよ。
わたしまでドキドキしながらプレゼン見てたんだけど先生たちに褒められてました。一年生でこのクオリティーはすごいって。
「良かったね」って声かけたら、満更でもない顔してました。照れてやんの。
あとからラインがきて「俺、もっともっと頑張ります!」って。
ねー、ねーって犬みたいに寄ってくるただの可愛い子じゃなかったんだなー。しっかりしてるし、やればできる子だからほんと、気づいたらずっと上に行ってしまいそう。
わたしも負けてられない。
話題:焦り